こんにちは、アロマかあさんです🌼
今回は「無月経」に悩む方に向けて、漢方とアロマを組み合わせたセルフケアのヒントをお届けします。
月経がこない…ホルモンの乱れ?ストレス?それとも冷え?
婦人科でピルを処方されることも多いですが、
「できれば自分の力で月経リズムを整えたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
そんなときこそ、体質を整える漢方と、心と神経に働きかけるアロマの力を借りて、
体の内側から整えていくアプローチをおすすめしたいです(≧◇≦)!
🌿 漢方から見る「無月経」=陰虚タイプ?

今回参考にしたのは、NIKKEI DI『ステップアップ漢方道場』で紹介されていた20代女性の症例。
Pさんは3か月以上無月経が続き、低用量ピルをやめると月経が止まってしまう状態でした。
漢方的にみると、彼女は「陰虚(いんきょ)」タイプ。
体を潤す「血・津液(しんえき)」が不足していると、ホルモン系や自律神経のバランスも乱れやすくなります。
💧 陰虚タイプの特徴チェック!
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手足のほてりがある
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寝汗をかきやすい
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乾燥肌・乾きやすい喉
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顔が赤くなりやすい
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疲れやすく、体が消耗しやすい
このような方は、潤い補給とやさしい巡りケアがポイントです✨
🧪 処方された漢方薬は?
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知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
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杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
どちらもベースは「六味地黄丸」で、腎の働きを整えながら、体の潤い・目・自律神経にも働きかけてくれる処方です。
Pさんはこれを飲み続けることで、3か月後に自然な月経が再開し、5か月で安定した周期に!
🌸 アロマでできる心と神経のセルフケア

無月経の背景には、ストレスや自律神経の乱れも大きく関わっています。
そこでおすすめなのが、アロマの香りによる神経バランスのサポート🌿
おすすめの精油3選
1. クラリセージ
ホルモンバランスを整える香りの代表格。女性らしさや感情の安定にも◎
→ お風呂やディフューザーでふんわり香らせて
2. ラベンダー
緊張をゆるめ、睡眠の質を高めてくれます。陰虚タイプの「消耗しやすさ」にもぴったり。
→ 就寝前の足裏塗布や、枕元にディフューズ
3. ゼラニウム
女性ホルモンの働きにアプローチしながら、心を明るく軽くしてくれる香り。
→ 朝の洗顔後や、スキンケアに1滴プラスもおすすめ✨
☯️ 漢方とアロマを組み合わせるとどうなるの?

漢方で体の「巡り」や「潤い」を整え、
アロマで自律神経や感情のバランスをケアする――
つまり、体質と心を“両面から整える”セルフケアが叶います🕊️
どちらかだけでももちろんOK。
でも、香りをプラスすることで、よりリラックスして体に向き合える時間が増えるんです。
🌿 まとめ:月経は“体の声”を教えてくれるバロメーター

月経は、女性にとって心身のバランスを映す鏡のようなもの。
止まってしまうのは「がんばりすぎだよ」「休んでほしいよ」というサインかもしれません。
ピルに頼るのも悪くない。
でも、自分の力で整えていく経験は、これからの人生にとって大きな財産になります。
どうか焦らず、
漢方とアロマで、やさしく、丁寧に体と心を整えていきましょう🌸
📖参考:NIKKEI Drug Information 2021年6月号