- 猫を飼っていてもアロマオイルを使っていいのか知りたい。
- におい対策にアロマを使ってみたい!
犬も猫もじつはアロマが大好きなんです!
だってもともとは犬も猫も大自然の中でのびのびと暮らしていたんですから。自然の香りは大好きですし、落ち着くんです。
今は犬も猫も不自然な環境下で暮らしているのでストレスが溜まっており、それが原因で体調を崩す子もいるんです。
そんな時に自然の恵みのアロマオイルを使って、ワンちゃんやネコちゃんの本来持っている野生の感覚や自然治癒力を取り戻してあげましょう🤗
ペットが楽しく気持ちいい、家族も快適、そんな願いをかなえるのがアロマですよ~!!
猫へのアロマオイルの使い方
猫も最近はストレスを抱える子が増えてきています。
猫ちゃんだって癒されたいのです🐱
癒しにアロマセラピーはバッチリです!
ただし、いくつか注意点があるのでそこに気を付けて猫ちゃんにアロマを使ってあげましょう。
- 猫にアロマセラピーを行う場合はマッサージは避け、芳香浴などにしましょう。猫は毛づくろいをする習性があるので、マッサージオイルを使うと舐めてしまい体の中に必要以上の精油成分が入ってしまう可能性があるため危険です💦
- 子猫(生後6か月未満)では濃度に十分注意して換気も行いながら芳香浴をしましょう。なるべく子猫から離した場所で使うようにしましょう。
- ペットにも香りの好みがあります。人間が好きな香りとペットの好きな香りは違います。ペットの様子をよく観察して使用してください。ちなみにネコは柑橘系の香りは苦手です。
猫に注意が必要なアロマオイル
猫に注意が必要なアロマオイルを以下のようなものがあります。なるべくこれらのアロマオイルは避けたほうが安心です😉
【猫に注意】①フェノール類のアロマオイル
フェノール系のアロマオイルと猫の相性は一般的に悪いです😿
フェノールは猫に対して毒性があり、猫がこれらのアロマオイルに曝露されると中毒のリスクがあるため、使用を避けたほうが安心です。
- フェノール系アロマオイルの例: クローブ、タイム、シナモン、ティーツリー、オレガノ、ユーカリプタスなどが含まれます。
- 猫への影響: フェノール系のアロマオイルは、猫の肝臓で代謝されにくく、猫の体内に蓄積されることがあります。これは中毒のリスクを増加させます。フェノールは猫の赤血球を壊す可能性があるため、危険です。
- 症状: フェノール系アロマオイルに曝露された猫は、口内炎、嘔吐、下痢、神経系の症状、肝臓障害などの症状を示すことがあります。重度の中毒症状は致命的である場合もあります。
- 予防策: 猫を守るために、フェノール系アロマオイルを使用する際には以下の注意事項を守ってください。
- 猫のいる部屋での使用を避ける。
- アロマディフューザーなどを使用する場合、猫の居場所から離す。
- アロマオイルを使った製品を猫がなめないように注意する。
- 猫がアロマオイルに曝露した場合、すぐに獣医に相談する。
猫の安全を最優先に考え、フェノール系アロマオイルの使用には非常に注意が必要です。猫の健康を守るために、無害なアロマオイルや猫に対して安全な方法を検討することをお勧めします。
【猫に注意】②柑橘系のアロマオイル
柑橘系のアロマオイルにはレモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツなどが含まれます。柑橘系のアロマオイルは、特に高濃度で使用された時に猫に対して刺激が強すぎるため、使用時には注意してください。
ちなみにレモンやオレンジなどの香りは一般的に猫は嫌いです。
- 皮膚刺激: 柑橘系のアロマオイルは、直接皮膚に接触すると刺激を引き起こすことがあります。これは猫の皮膚にも当てはまります。アロマオイルを猫の毛皮につけたり、猫の皮膚に付近で使用することは避けてください。
- 消化器問題: 猫が柑橘系のアロマオイルを摂取した場合、嘔吐や下痢などの消化器問題を引き起こすことがあります。猫は舐めることが多いため、注意してください。
- アレルギー反応: 猫はアロマオイルに対するアレルギー反応を示すことがあります。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状がでることがあります。
柑橘系のアロマオイルを猫の周りで使用する時には、薄めて使用し、猫が直接触れないように気をつけてください!猫の健康と安全を守るために、アロマオイルを使用するときには風通しをよくして使ってください。また、猫にアレルギー反応が見られる場合は、使用を中止してくださいね💦
【猫に注意】③ケトン類のアロマオイル
ケトン類のアロマオイルは、猫にとって非常に危険な成分です。直接または間接的に猫が吸収しないように気を付けてください。ケトン類のアロマオイルには、ペパーミント、ユーカリプタス、ケモミールなどが含まれます。以下は、ケトン類のアロマオイルと猫の相性に関するポイントです。
- 中毒のリスク: ケトン類のアロマオイルは、猫の肝臓で代謝されにくく、蓄積しやすいため、中毒のリスクが高まります。中毒の症状には嘔吐、下痢、神経系の症状、肝臓障害などがあります。
- 直接使用の危険: ケトン類のアロマオイルを猫の皮膚に直接塗布することは、皮膚刺激を引き起こす可能性があるので避けてください。
- 拡散器や蒸気の注意: アロマディフューザーや蒸気を用いてケトン類のアロマオイルを拡散させる時には、猫から離して使ってください。猫がアロマオイルの微粒子を吸い込むこと危険です。
ケトン類のアロマオイルは、猫には非常に危険なので、猫の安全を守るために使用しないほうがいいと思います。代わりに、猫に安全なアロマオイルを使用するようにしましょう!
【猫に注意】④ミント系のアロマオイル
ミント系のアロマオイルは、猫に対して潜在的に有害であることがわかっています。
ミント系のアロマオイルにはペパーミント(peppermint)、スペアミント(spearmint)、ペニーロイヤル(pennyroyal)などがあります。これらのアロマオイルは、一部の猫にとって刺激が強く、中毒のリスクがあるため、注意が必要です!
以下は、ミント系のアロマオイルと猫の相性に関するポイントです:
- 摂取リスク: ミント系のアロマオイルを摂取すると、猫にとっては毒であり、中毒症状を起こす可能性があります。中毒症状には嘔吐、下痢、神経系の問題などがあります。
- 皮膚刺激: ミント系のアロマオイルを直接猫の皮膚に塗布することは、皮膚刺激を引き起こす可能性があります。猫の皮膚は敏感で、刺激に対して過敏に反応することがあります。
- 蒸気の注意: ミント系のアロマオイルを拡散させる場合、猫から離して使った方がいいです。猫は鋭敏な嗅覚を持ち、強いミント系の香りは不快に感じる可能性があります。
猫の安全を守るために、ミント系のアロマオイルの使用は避けることが安全です。代わりに、猫に安全なアロマオイルを選択しましょう。
これらのオイルは、猫の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、猫が接触しないように注意するか、できれば避けることが重要です。アロマディフューザーやアロマキャンドルを使用する際には、猫が安全な場所に避けられるようにし、彼らの健康と安全を最優先に考えましょう!
猫に比較的安全なアロマオイルは?
猫に使える比較的安全なアロマオイルのいくつかを以下にあげました。
すべての猫が同じように反応するわけではないので、初めて使用するときはよく様子を観察してあげてくださいね!
- ラベンダーオイル: ラベンダーオイルは一般的には猫に対して比較的安全とされています。リラックスや不安の軽減に使用できます。
- マージョラムオイル:マージョラムオイルは一般的には猫にとって比較的安全とされています。
- ローズマリーオイル: ローズマリーオイルは、適切に使用すれば、猫にとって比較的安全です。気分をリフレッシュさせるのに適しています。
- カモミールオイル: カモミールオイルはリラックス効果があり、猫に対して安全とされています。安全な希釈率で使用しましょう。
- マンダリンオイル: マンダリンオイルは比較的穏やかで、猫に対して安全とされています。気分を明るくするのに使えます。
- ローズオイル: 猫にとって一般的には比較的安全とされています。
- コパイバオイル:コパイバオイルは、一般的には猫にとっては比較的安全とされています。
猫に安全なアロマオイルを使用する場合、希釈率に気をつけ、拡散器や蒸気の際に猫の居場所から遠ざけることが重要です。猫の反応を慎重に観察し、不安や不快感を示す場合は使用を中止しましょう。猫の健康と安全を最優先に考えてください。
猫が好きな香りの選び方
ネコは犬以上にとっても繊細です。
大きな音や環境の変化などにとってもストレスを感じてしまうのです。
ネコは嗜好性が強いので、どの香りが好きなのかを知ることはとっても大切です。
嫌いな香りはまったく受け付けないですからね!
なので、アロマオイルを使う時にはまず自分の猫がどんな香りが好きなのかを調べることから始めてください🐱
試香紙にアロマオイルを1滴たらし、ネコに香りをかがせてみてください。
またく反応がない香りもあれば、1歩前に進んで香りをかぐようなこともあると思います。このように何種類か香りをテストしてみて、一番反応を示した香りを3種類くらいピックアップしてブレンドし、ディフューズしてみてくださいね🌸
猫と一緒に芳香浴レシピ
アロマ用ディフューザーに水(50ml以上入るもの)をいれ、アロマオイルを2~3滴たらして使用してください!
興奮した猫ちゃんに一番よく効く香りはマージョラムです。一度試してみてくださいね🐱
他にもカモミールローマンやラベンダーもおすすめです🌸これらの香りの成分は鎮静効果に優れているのでストレスを抱えている猫ちゃんや私たち人間にも効果的です。
猫ちゃんと一緒にアロマを焚いてリラックスしてください😉
<アロマオイルブレンド例>
- グリーン系:プチグレン 1滴 + ゼラニウム 2滴
- フローラル系:ローズ 1滴
- ウッディー系:マージョラム 1滴+カモミールローマン 1滴
猫の肉球クリームレシピ
<材料>
- ホホバオイル 20ml
- 蜜蝋 3g
- エッセンシャルオイル(0.05ml):サンダルウッド 1滴
- 割りばし
- ビーカー
<作り方>
- ビーカーにホホバオイルと蜜蝋を入れ、湯煎にかける。
- 蜜蝋が溶けたら火からおろし、割りばしでよく混ぜる。
- クリーム状になり、荒熱が取れたらアロマオイルを1滴たらす。
- さらによく混ぜて、容器に移して固まったら出来上がり!
猫のトイレ用消臭スプレーレシピ
<材料>
- スプレーボトル
- 無水エタノール 5ml
- 精製水 90ml
- 精油 10滴(例:ユーカリ3滴+ローズマリー3滴+ベルガモット4滴)
<作り方>
スプレーボトルに無水エタノール5mlを入れる。
そこに精油を10滴入れてよく混ぜる。
精製水90mlを注いでよく混ぜて出来上がり!
ペット用アロマ商品のおすすめ
市販のペット用アロマ商品を使うのもおすすめですよ✨
こんな素敵な商品もあるんだね~~✨
まとめ
ペットにアロマを使うことで、ストレスを和らげてあげたり、病気の予防になります。
またペットの困った行動を改善することにも使われます。
場所や場面によって工夫をこらしながら、アロマセラピーをペットライフに取り入れていってください(*^-^*)
ペットだけでなく、飼い主や家族も好きな香りに包まれながら自然とゆっくり癒されていきます🌸
この時に一番重要なのは『好きな香り』であるということです。
どんなに効能効果がすごいアロマオイルでも、その香りが嫌いであったら癒しにはなりません。むしろ逆効果です。
なので、香りを選ぶときもペットと一緒に楽しみながら選んでください🐱
それではペットとの素敵なアロマライフを楽しんでください💕
ドテラのアロマオイルを使ってみたい方へ
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